マウスピース矯正の期間はどのくらい?大人の治療の流れと注意点|たくみ歯科クリニック | 上尾市羽貫駅にある歯科・歯医者

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マウスピース矯正の期間はどのくらい?大人の治療の流れと注意点

マウスピース矯正の期間はどのくらい?大人の治療の流れと注意点|たくみ歯科クリニック | 上尾市羽貫駅にある歯科・歯医者

2025年12月09日

マウスピース矯正の期間はどのくらい?大人の治療の流れと注意点

 

大人になってから「歯並びをきれいに整えたい」と考える方は年々増えています。 その中でも、透明で目立ちにくく、取り外しができるマウスピース矯正は、仕事やプライベートにも取り入れやすい方法として注目されています。一方で、「治療にはどのくらいの期間がかかるのか?」という点は、多くの方が気になるところです。マウスピース矯正の期間は、歯の動きやすさ・歯並びの状態・装着時間などによって個人差があります。今回は、大人のマウスピース矯正にかかるおおよその期間や治療の流れ、そして始める前に知っておきたい注意点について、上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックが解説します。

 

1. 大人のマウスピース矯正は何年かかる?期間の目安

マウスピース矯正は、透明な装置を使って歯を少しずつ動かし、段階的に歯並びを整えていく方法です。治療にかかる期間は、歯並びの状態や歯の動きやすさ、装着時間の管理などによって異なります。ここでは、歯並びの程度ごとの治療の目安をご紹介します。

①軽度の歯並びの乱れ

前歯のすき間や軽いデコボコなど、比較的軽いケースでは症状や歯の動きやすさにより異なりますが、軽度のケースではおよそ半年〜1年半程度かかることがあります。装着時間をしっかり守ることで、計画的に進めやすい傾向があります。治療後は歯の位置を安定させるため、2〜3年ほど保定装置を使用する期間を設けることが一般的です。

➁中等度の歯並びの乱れ

歯の重なりや前歯の突出、奥歯のズレなどが見られる場合は、一例として、中等度では1年半〜2年半程度かかる場合があります。症状によってはワイヤー矯正を併用することもあり、安定のため2〜3年の保定を行います。

➂重度の歯並び・骨格的なズレ

骨格のズレや全体的な移動が必要な場合は、2年半〜3年以上かかることがあります。外科的処置を伴うこともあり、後戻り防止のため3年以上の保定を行う場合もあります。


マウスピース矯正の期間は装置よりも歯並びの状態や生活習慣に左右されます。治療前に歯科医師と相談し、全体のスケジュールを把握しておくことが大切です。装着時間を守ることが、治療計画をスムーズに進める一助となる場合がありますが、後戻りを防ぐため治療後は2〜3年の保定が必要です。

 

2. マウスピース矯正の流れと通院頻度

マウスピース矯正は、透明な装置を段階的に交換しながら歯を動かす治療です。 以下では、マウスピース矯正を始めるにあたっての治療開始から保定までの一般的な流れを紹介します。

 

①カウンセリング・精密検査

まず歯並びや噛み合わせを確認し、口腔内スキャンやレントゲンで歯の動きをシミュレーションします。この段階で治療期間や費用の説明を受け、治療方針を決定します。

 

➁治療計画の説明とマウスピースの製作

検査データをもとに歯科医師が治療計画を立て、歯の移動に合わせた複数枚のマウスピースを製作します。準備が整い次第マウスピース矯正をスタートします。

 

➂マウスピースの装着開始

1〜2週間ごとに装置を交換しながら少しずつ歯を動かします。装着時間は1日20時間以上が目安で、使用状況はご自身の努力が大きく関わるため、装着時間を守ることが大切です。  

④通院スケジュール

通院は1〜2か月に1回が一般的です。歯の動きや装着状態を確認し、マウスピースが合わない・破損したなどのトラブルがあれば、早めに歯医者へ相談しましょう。

 

⑤治療後の保定期間

歯を動かした後は、位置を安定させるための「保定」が必要です。保定期間は2〜3年が目安で、後戻りを防ぐ重要な段階となります。

 

マウスピース矯正は、装着管理と通院の継続が重要です。歯科医師と連携しながら計画的に進めましょう。

 

 

3. マウスピース矯正を始める前に知っておきたい注意点

 

マウスピース矯正は、ご自身で装置を管理しながら進めていく治療方法です。始める前にいくつかのポイントを理解しておくことで、よりスムーズに治療を続けやすくなるでしょう。

 

①装着時間の管理

マウスピース矯正は、1日20時間以上の装着が推奨されています。外している時間が長いと歯の移動が遅れ、治療期間が延びる原因になります。

 

➁通院を怠らない

歯の動きを確認するため、1〜2か月ごとの通院が必要です。間隔が空きすぎるとマウスピースが合わなくなる場合があるため注意が必要です。

 

➂口腔ケアの徹底

マウスピースはお口の中に密着するため、汚れが残りやすい傾向があります。むし歯や歯ぐきの炎症を防ぐためにも、食後の歯みがきやマウスピースの洗浄を習慣にし、清潔な状態を保つことが大切です。

 

④食事や飲み物の注意

装着したまま糖分や色の濃い飲み物を摂ると、むし歯や着色の原因になることがあります。食事や水以外の飲料をとる際はマウスピースを外し、再装着の前には歯を磨くようにしましょう。

 

⑤違和感や痛みへの対応

装置交換時に軽い圧迫感を感じることはありますが、強い痛みや変形がある場合は早めに歯科医師へご相談ください。

 

マウスピース矯正は、日々の装着管理や通院を患者さまご自身が担う治療です。歯科医師と協力しながら、日常のケアを丁寧に続けることが、治療を順調に進めるためのポイントとなります

 

 

 

4. 上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックの矯正歯科

上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックでは、歯並びや噛み合わせを整える矯正歯科治療を行っています。矯正治療は見た目の改善だけでなく、正しく噛めるようになることで食事や発音、歯みがきのしやすさにも良い影響を与え、虫歯や歯周病の予防にもつながります。当院ではお子さんから大人の方まで、それぞれのライフステージに合わせた矯正プランをご提案しています。
当医院では毎週水曜日に矯正歯科専門医による専門性の高い「矯正外来」も行っています。他の医院で対応ができなかった方やセカンドオピニオンをお求めの方も是非一度ご相談ください。

【上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックの矯正歯科の特徴】

 

当院の矯正歯科のポイント①:一人ひとりに合わせた矯正プラン

矯正治療では、歯並びや顎のバランス、噛み合わせの状態をしっかり確認し、患者さんに合った治療方法を検討します。必要に応じて大学病院などと連携し、より適した矯正治療をご提案いたします。

 

当院の矯正歯科のポイント②:目立ちにくいマウスピース矯正にも対応

透明なマウスピース型矯正装置を使用することで、周囲に気づかれにくい矯正治療法の選択が可能です。取り外しができるため、普段通りの食事や歯みがきがしやすい点も特徴です。

 

当院の矯正歯科のポイント③:お子さんの成長に合わせた小児矯正

成長期に合わせて顎の発育や永久歯の生え方をコントロールし、歯並びの乱れを予防します。お子さん一人ひとりの成長段階に応じて無理のない矯正治療を行っています。

 

当院の矯正歯科のポイント④:幅広い症例に対応した成人矯正

上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックでは、出っ歯・受け口・すきっ歯・叢生(乱ぐい歯)・開咬など、さまざまな噛み合わせや歯並びのお悩みに対応しています。ワイヤー矯正やマウスピース矯正などの中から、お口の状態やご希望に応じて適切な治療方法をご提案いたします。

 

歯並びや噛み合わせでお悩みの方は、上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックへご相談ください。丁寧なカウンセリングを通して、患者さんの希望に寄り添った矯正治療を行っています。

 

▼上尾市 たくみ歯科クリニックの矯正歯科について詳しくはこちら
https://dc-takumi.com/medical/medical05/

 

 

まとめ

マウスピース矯正は、透明で取り外しができる装置を使い、歯を少しずつ動かす矯正方法です。
治療期間は歯並びの状態によって異なり、症例によって異なりますが、軽度のケースでは6か月〜1年半、中等度で1年半〜2年半、重度の場合は2年半〜3年以上かかることがあります。治療後は、歯の位置を安定させるために、一般的に2〜3年の保定期間が設けられることがあります。
装着時間や通院間隔を守り、日常のケアを丁寧に続けることで、計画通り治療が進みやすくなるでしょう。
マウスピース矯正について相談したい方は、上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックまでお問い合わせください。

 

監修:たくみ歯科クリニック
院長 荒木 拓道(あらき たくみ)

《経歴》
2009年3月 日本歯科大学新潟生命歯学部卒業
2009年4月 医療生協さいたま 生協歯科臨床研修医・入職
2010年3月 医療生協さいたま 生協歯科臨床研修終了
2015年4月 医療生協さいたま あさか虹の歯科
2016年4月 東京医科歯科大学歯学部付属病院 研修登録医
2017年3月 東京医科歯科大学歯学部付属病院 研修登録医終了
2019年4月 埼玉西協同病院歯科 歯科医局長
 

《資格・所属学会》
日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
日本歯科放射線学会 歯科用CBCT認定医
厚生労働省認定 歯科医師臨床研修指導医
日本睡眠歯科学会
日本栄養治療学会
日本老年歯科医学会
日本障害者歯科学会

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