入れ歯の平均年齢は何歳からが多い?歯を失う原因と相談するタイミング|たくみ歯科クリニック | 上尾市羽貫駅にある歯科・歯医者

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入れ歯の平均年齢は何歳からが多い?歯を失う原因と相談するタイミング

入れ歯の平均年齢は何歳からが多い?歯を失う原因と相談するタイミング|たくみ歯科クリニック | 上尾市羽貫駅にある歯科・歯医者

2025年12月11日

入れ歯の平均年齢は何歳からが多い?歯を失う原因と相談するタイミング

 

年齢を重ねるにつれて、むし歯や歯周病などで歯を失う方は少しずつ増えていきます。ただし、「入れ歯を使い始める年齢」は人それぞれで、歯を失った原因や生活習慣、お口のケアの状態によって異なります。入れ歯というと高齢の方が使う印象を持たれがちですが、実際には40代・50代の方でも部分入れ歯を使用するケースがあります。どのタイミングで入れ歯を検討する可能性があるかを知っておくことは、将来的な口腔トラブルを防ぐためにも大切です。 今回は、入れ歯を使い始める人の平均年齢や歯を失う主な原因、そして入れ歯を検討するタイミングについて、上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックが解説します。

 

1. 入れ歯は何歳から必要になる?平均年齢の目安

入れ歯と聞くと高齢者のイメージを持つ方が多いですが、実際には幅広い年代で使われています。ここでは入れ歯の使用が始まる平均年齢と、その背景について整理します。

①全国的な平均年齢

厚生労働省の調査によると、入れ歯を使用している人の平均年齢はおおよそ60代後半〜70代前半とされています。この年代では、加齢に伴う歯の喪失や歯周病の進行が進みやすく、入れ歯の使用が増える傾向があります。

➁部分入れ歯の使用開始年齢

全ての歯を失ったわけではなく、一部の歯を補う「部分入れ歯」は、50代から使用する方も少なくありません。歯を1本でも失うと噛み合わせや見た目に影響するため、早めに補うことで口腔機能の維持を図るケースが見られます。

➂総入れ歯を使い始める年齢

総入れ歯を使い始めるのは、平均的に70代前後が多いといわれています。歯周病やむし歯の重症化などで複数の歯を失った結果、すべての歯を補う必要が出てくるケースが中心です。

④年齢以外の影響要因


歯の寿命には、生活習慣や全身の健康状態も関係します。糖尿病や喫煙習慣があると歯ぐきの健康が損なわれやすく、入れ歯の使用時期が早まる傾向があります。

 

入れ歯の使用年齢は個人差が大きいものの、50代以降で意識しておくと、将来の口腔機能をより長く保つことにつながります。

2. 入れ歯の検討が必要になる歯を失う主な原因

歯を失う背景には、加齢だけでなく、生活習慣や病気など複数の要因が関係しています。ここでは入れ歯の使用を検討するきっかけとなる代表的な原因を整理します。

 

①歯周病による歯の喪失

歯を失う原因として最も多いのが歯周病です。歯を支える骨や歯ぐきが炎症で破壊され、最終的に歯が抜けてしまうことがあります。進行しても痛みが出にくいため、気づいた時には重度化しているケースも少なくありません。

 

➁むし歯の重度化

むし歯が神経まで進行すると、治療しても歯の強度が保てず、抜歯せざるを得ない場合があります。特に治療後の再発や詰め物の劣化などが続くと、歯を失うリスクが高まります。

 

➂外傷や事故

転倒やスポーツ中の衝突などによって歯を折ったり失ったりするケースもあります。中高年以降では、骨密度の低下により小さな衝撃でも歯を失うことがあるため注意が必要です。  

④歯ぎしり・噛み締めの影響

歯ぎしりや強い噛み締めを続けると、歯の根や骨に負担がかかり、歯の寿命を縮める要因になります。マウスピースを用いた予防も有効です。

 

⑤全身疾患との関係

糖尿病や骨粗しょう症などは歯周組織の健康にも影響します。これらの疾患がある場合、歯を支える力が弱まりやすく、歯を失うリスクが高くなります。

 

歯を失う主な原因を理解し、早期の予防や治療を行うことが、入れ歯を必要とする時期を遅らせるための重要なポイントです。

 

 

3. 入れ歯を検討するタイミングと相談の目安

 

入れ歯は歯を失ってから装着する治療ですが、「いつ相談すべきか分からない」という方も少なくありません。ここでは入れ歯を検討すべき主なタイミングを整理します。

 

①歯を1本でも失ったとき

1本でも歯が抜けたままにすると、隣の歯が傾いたり、噛み合わせがずれたりすることがあります。放置期間が長いほど入れ歯が合いにくくなるため、早期相談が望ましいです。

 

➁噛みにくい・話しづらいと感じたとき

歯の欠損が増えると、食事のしづらさや発音の違和感を覚えることがあります。左右どちらかでしか噛めないなどの自覚がある場合、部分入れ歯を検討する目安となります。

 

➂ブリッジやインプラントが難しい場合

持病や骨の状態によっては、外科的な治療が適さないケースもあります。その場合、入れ歯が機能を補う方法として選ばれることがあります。

 

④見た目や顎の変化が気になるとき

歯を失うと頬がこける、口元が下がるなど、顔貌に影響が出ることがあります。入れ歯で噛み合わせを支えることで自然な表情を維持できる可能性があります。

 

⑤長期的な健康維持のため

入れ歯は、残っている歯への負担を減らし、噛む力を保つサポートにもつながります。早めに相談して自分に合った方法を見つけることが、将来の口腔機能維持につながります。

 

入れ歯は「年齢」ではなく「必要性」で判断する治療です。違和感や不便を感じたときが相談のタイミングといえるでしょう。

 

 

 

4. 上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックの入れ歯

上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックでは、患者さんそれぞれのお口の状態やご希望に合わせて入れ歯(義歯)治療を行っています。入れ歯には総入れ歯・部分入れ歯などさまざまな種類があり、保険診療・自費診療のどちらにも対応しています。見た目や噛み合わせ、使い心地などを考慮しながら、お口に合った入れ歯を丁寧に製作・調整していくことを大切にしています。

【上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックの入れ歯の特徴】

 

当院の入れ歯のポイント①:お口に合わせたオーダーメイド設計

入れ歯製作前にはカウンセリングを行い、現在のお悩みやご希望を詳しくお伺いします。そのうえで、噛み合わせやお口の形状を考慮し、オーダーメイドで入れ歯をお作りしています。自然な見た目や会話のしやすさを目指して、丁寧に調整を重ねていきます。

 

当院の入れ歯のポイント②:保険・自費どちらにも対応した選択肢

費用面を重視される方には保険診療の入れ歯を、素材や見た目の自然さを重視される方には自費診療の入れ歯をご提案しています。チタン床義歯やノンクラスプデンチャー、コーヌスデンチャーなど、素材の特徴を丁寧にご説明しながら、患者さんに合った方法を一緒に検討します。

 

当院の入れ歯のポイント③:調整を重ねて最適な使い心地へ

入れ歯は装着直後よりも、使用を重ねる中で少しずつお口になじんでいきます。必要に応じて調整を行い、噛みやすさや発音のしやすさを確認しながら、使いやすい状態を目指します。

 

当院の入れ歯のポイント④:丁寧なカウンセリングと継続的なケア

初めて入れ歯を検討される方や、現在の入れ歯に不具合を感じている方にも、じっくりとご説明を行います。治療後の調整やメンテナンスにも対応し、長く快適に使っていただけるようサポートしています。

 

上尾市で入れ歯に関するお悩みをお持ちの方は、たくみ歯科クリニックへお気軽にご相談ください。初診相談やご予約はWEBからも受け付けています。

 

上尾市 たくみ歯科クリニックの入れ歯について詳しくはこちら
https://dc-takumi.com/medical/medical11/

 

 

まとめ

入れ歯の使用は60代後半〜70代が平均的といわれますが、実際には歯を失った原因や生活習慣によって、使用を始める時期には個人差があります。歯周病やむし歯の進行、外傷などにより、50代から部分入れ歯を使う人も増えています。1本でも歯を失ったときは、できるだけ早く歯医者に相談し、口の状態に合った治療法を検討することが大切です。
入れ歯についてお悩みの方は、上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックまでお問い合わせください。

 

監修:たくみ歯科クリニック
院長 荒木 拓道(あらき たくみ)

《経歴》
2009年3月 日本歯科大学新潟生命歯学部卒業
2009年4月 医療生協さいたま 生協歯科臨床研修医・入職
2010年3月 医療生協さいたま 生協歯科臨床研修終了
2015年4月 医療生協さいたま あさか虹の歯科
2016年4月 東京医科歯科大学歯学部付属病院 研修登録医
2017年3月 東京医科歯科大学歯学部付属病院 研修登録医終了
2019年4月 埼玉西協同病院歯科 歯科医局長
 

《資格・所属学会》
日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
日本歯科放射線学会 歯科用CBCT認定医
厚生労働省認定 歯科医師臨床研修指導医
日本睡眠歯科学会
日本栄養治療学会
日本老年歯科医学会
日本障害者歯科学会

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