子どもの歯がぐらぐらしてきたら?歯医者に相談すべきタイミングと受診の目安|たくみ歯科クリニック | 上尾市羽貫駅にある歯科・歯医者

〒362-0004埼玉県上尾市須ヶ谷1丁目240

048-783-3977

WEB予約
下層メインビジュアル

子どもの歯がぐらぐらしてきたら?歯医者に相談すべきタイミングと受診の目安

子どもの歯がぐらぐらしてきたら?歯医者に相談すべきタイミングと受診の目安|たくみ歯科クリニック | 上尾市羽貫駅にある歯科・歯医者

2025年10月20日

子どもの歯がぐらぐらしてきたら?歯医者に相談すべきタイミングと受診の目安

 

子どもの歯がぐらぐらし始めると、「これは自然な生え変わりなのか、それともトラブル?」と戸惑う保護者の方は多いのではないでしょうか。乳歯から永久歯への移行は子どもの成長の一環ですが、その過程で注意が必要なケースもあります。無理に抜いてしまうことで歯や歯ぐきに負担をかけることもあり、正しい判断と対応が求められます。
今回は、子どもの歯の生え変わりの時期や家庭で気をつけるべきポイント、そして歯医者に相談すべき目安について解説します。

 

1. 子どもの歯がぐらぐらするのはいつから?生え変わりの目安とは

子どもの乳歯は、だいたい6歳ごろから順に抜け始め、12歳前後には永久歯に生え変わります。ただし、個人差が大きく、5歳で抜け始める子もいれば、7歳になっても変化がない場合もあります。

①一般的な生え変わりの順番

最初にグラグラし始めるのは、下の前歯です。だいたい6歳ごろに抜け始めることが多く、そのあとで上の前歯が6〜7歳ごろに続きます。
7〜9歳ごろになると、前歯の横の歯や奥歯(6歳臼歯と呼ばれる奥歯)が生えてきます。
さらに9〜12歳ごろには、犬歯(とがった歯)や小さめの奥歯が順番に生え変わっていきます。
最後に、12歳前後から奥の大きな歯(第二大臼歯)が生えてきて、だいたい大人の歯並びに近づきます。

➁個人差と心配のいらない範囲

生え変わりの時期には個人差があります。1年ほどのズレであれば成長の範囲内と考えてよいでしょう。ただし、あまりにも順番が異なる、歯ぐきが腫れている、出血が多いなどの場合は、歯医者に相談してみましょう。

➂永久歯の生え方の確認も大切

乳歯が抜けたあと、永久歯がなかなか生えてこないこともあります。このような場合、レントゲンで確認することで、埋伏歯(歯ぐきの中に埋まったままの歯)の有無などが分かります。


成長過程として自然な揺れであるかどうか、時期と症状のバランスを見て判断することが重要です。

 

2. 子どもの歯がぐらぐらしたときに注意したい家庭での対応

乳歯がぐらぐらしてきたとき、自宅での対応も大切です。むやみに触ったり無理に抜いたりすると、歯や歯ぐきに余計なダメージを与えることがあります。

 

①無理に抜かない

ぐらついている歯が気になって、子どもが何度も触ってしまうことがあります。しかし、無理に引っ張ると、根がまだしっかり残っている場合に出血したり、痛みが出たりすることがあります。成長での生え変わりであれば、抜けるまで待つのが基本です。

 

➁抜けそうな場合はタイミングを見極める

歯がほとんど取れかけている状態であれば、清潔なガーゼで軽く押してみるなどの対応も可能です。その際、強く引っ張らず、痛みを伴うようであれば無理に抜かないようにしましょう。

 

➂歯が抜けた後のケア

歯が抜けたあとは出血することがありますが、清潔なガーゼで数分押さえて止血できます。抜けたあとは触らず、口をゆすぐ程度にとどめ、食事はしばらく柔らかいものにするのがよいでしょう。

 

④ぐらついている期間が長すぎる場合

2か月以上経っても抜けない、ぐらつき方が不自然といった場合は、歯医者での確認が必要です。永久歯の生える位置や方向に影響を与える可能性があるためです。

 

正しい知識をもとに、子どもに負担のないような対応を心がけることが、スムーズな生え変わりの鍵となります。

 

 

3. 子どもの歯のぐらつきを歯医者に相談した方がよいケースとは

 

乳歯のぐらつきは生え変わりの一環である場合が多いですが、すべてが自然に任せて良いというわけではありません。以下のようなケースでは、歯医者への受診を推奨します。

 

①歯が抜けたあとも永久歯が生えてこない

歯ぐきの中で歯が埋まっている「埋伏歯」や、もともと永久歯が存在しない「先天性欠如」などの可能性があります。

 

➁乳歯の奥から永久歯が生えてきている

乳歯がまだ抜けていないにもかかわらず、その内側や外側から永久歯が顔を出している場合、自然な歯の並びが妨げられるおそれがあります。

 

➂転倒や事故で歯がぐらぐらしている

歯をぶつけたあとにぐらつきや出血がある場合、それは単なる生え変わりではなく「歯の外傷」が疑われます。

 

④痛みや出血が強い・長く続く

通常、乳歯が抜けるときの痛みや出血は軽度です。ところが、出血が止まらなかったり、痛みが何日も続く場合は、感染や歯ぐきの炎症が起きている可能性もあります。

 

⑤噛み合わせや歯並びに違和感がある

永久歯が生える位置や向きによっては、上下の噛み合わせがうまくいかなくなったり、前歯の間に隙間ができたりすることがあります。

 

小さな違和感でも放置せず、子どもの将来の歯並びや口腔機能を守るために、必要に応じた受診を心がけましょう。

 

 

 

4. 上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックの小児歯科

上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックの小児歯科では、お子さんの成長発育に応じて、むし歯や歯肉炎の予防・治療を行っています。乳歯から永久歯への生え変わりを見据え、正しい歯みがき習慣や生活指導を通して、生涯にわたる健康な歯の基盤づくりをサポートしています。初めての歯科通院でもリラックスできるよう、優しい声かけと丁寧な診療を心がけています。

 

■ 当院の小児歯科ポイント①:子どもが安心できる診療環境づくり

お子さん・保護者ともに安心して通えるように明るく親しみやすい雰囲気づくりと、治療への不安を和らげられるように丁寧な説明で診療を行っています。

 

■ 当院の小児歯科ポイント②:むし歯を防ぐ予防処置が充実

フッ素塗布・シーラント・歯みがき指導など、むし歯予防に効果的な処置を定期的に実施。乳歯や生えたての永久歯をしっかり守ります。

 

■ 当院の小児歯科ポイント③:成長に合わせた継続的なサポート

歯並びやかみ合わせ、生活習慣まで含めた長期的な視点で、お子さんの将来の健康まで見据えたケアを提供しています。

お子さんの歯の健康は、将来の笑顔や生活の質に直結します。
上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックでは、お子さんとご家族に寄り添いながら、楽しく通える歯科医院を目指しています。まずはお気軽にご相談ください。

 

▼たくみ歯科クリニックの小児歯科の詳細はこちら
https://dc-takumi.com/medical/medical06/

 

 

まとめ

子どもの歯がぐらぐらしてきたときは、成長の一環ですが、時には専門的な対応が必要となるケースもあります。無理に抜かずに観察することが基本ですが、永久歯の生え方や痛み・出血が気になる場合は、歯医者への相談を検討しましょう。生え変わりの時期は、むし歯予防や歯並びの土台作りにも大切なタイミングです。
子どもの歯の生え変わりや受診の目安でお悩みの方は、上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックまでお問い合わせください。

 

監修:たくみ歯科クリニック
院長 荒木 拓道(あらき たくみ)

《経歴》
2009年3月 日本歯科大学新潟生命歯学部卒業
2009年4月 医療生協さいたま 生協歯科臨床研修医・入職
2010年3月 医療生協さいたま 生協歯科臨床研修終了
2015年4月 医療生協さいたま あさか虹の歯科
2016年4月 東京医科歯科大学歯学部付属病院 研修登録医
2017年3月 東京医科歯科大学歯学部付属病院 研修登録医終了
2019年4月 埼玉西協同病院歯科 歯科医局長
 

《資格・所属学会》
日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
日本歯科放射線学会 歯科用CBCT認定医
厚生労働省認定 歯科医師臨床研修指導医
日本睡眠歯科学会
日本栄養治療学会
日本老年歯科医学会
日本障害者歯科学会

TOP