2026年6月25日

矯正中は、装置の影響で歯の表面やワイヤーの周囲に汚れがたまりやすくなります。そのため、これまでと同じ歯磨きの方法では十分に清掃できないことがあります。むし歯や歯ぐきの炎症を防ぐためには、矯正装置に合わせた歯磨きとセルフケアが重要です。今回は、矯正中の歯磨きの方法やきれいに磨くためのコツ、気をつけるポイントについて、上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックが解説します。
1. 矯正中の歯磨きの方法とは
矯正中は装置の周囲に汚れがたまりやすいため、磨く順番や道具の使い方が重要です。基本的な方法を確認しましょう。
①装置の周囲を小刻みに磨く
ワイヤーやブラケットの周囲は、歯ブラシを細かく動かしながら磨きます。毛先を装置の上下に当て、1本ずつ意識して汚れを落とすことが大切です。
②歯と歯ぐきの境目を意識する
歯ぐきとの境目には汚れがたまりやすく、炎症の原因になることがあります。歯ブラシを45度ほど傾け、軽い力でなぞるように動かしましょう。
③歯間ブラシを併用する
ワイヤーの下や歯と歯の間は、通常の歯ブラシだけでは届きにくい部分です。歯間ブラシを使い、無理のないサイズでやさしく清掃しましょう。
④タフトブラシを活用する
毛束が小さいタフトブラシは、ブラケットの周囲や奥歯の裏側などの清掃に役立つとされています。細かい部分を意識して磨くとよいでしょう。
⑤マウスピースは外して洗浄する
マウスピース矯正の場合は、装置を外してから歯を磨きます。マウスピースも流水や専用洗浄剤で洗い、清潔な状態を保つことが求められます。
矯正中の歯磨きは、装置の種類に合わせて丁寧に行うことが大切です。毎日のセルフケアを続けることで、むし歯や歯ぐきのトラブル予防につながるでしょう。
2. 矯正中に歯をきれいに磨くコツ
矯正中の歯磨きは、少しの工夫を取り入れることで磨き残しを減らしやすくなります。
①鏡を見ながら磨く
装置の周囲は見えにくいため、鏡で確認しながら磨くことで汚れの残りを把握しやすくなります。特に前歯の表側やワイヤーの周辺は意識して観察し、角度を変えながら丁寧に磨きましょう。
②磨く順番を決める
磨く場所の順番を毎回同じにすると、磨き忘れを防ぎやすくなります。例えば上の奥歯から順に移動するなど、一定の流れを決めておくと清掃の精度を保ちやすくなります。
③時間を意識する
矯正中は装置の周囲まで丁寧に磨く必要があります。時間を決めて磨くことで、焦らず細かな部分まで清掃しやすくなります。タイマーを活用するのも一つの方法です。
④染め出し液を活用する
歯垢を色で確認できる染め出し液を使うと、磨き残しを把握しやすくなります。汚れが残りやすい部位を確認し、日々の歯磨きに役立てましょう。
⑤就寝前は特に丁寧に磨く
就寝中は唾液の分泌が減るため、汚れが残るとむし歯のリスクが高まりやすくなります。夜は時間を確保し、装置の周囲や歯と歯の間まで丁寧に磨くことが大切です。
矯正中に歯をきれいに保つには、日々の歯磨きに工夫を取り入れることが重要です。磨き残しの傾向を把握しながら、自分に合ったセルフケアを継続していきましょう。
3. 矯正中の歯磨きで気をつけること
矯正装置がある状態では、普段とは異なる注意点があります。矯正中のトラブルを防ぐための歯磨きのポイントを押さえておきましょう。
①強く磨きすぎない
汚れを落とそうと力を入れすぎると、歯ぐきを傷つけたり装置を傷めたりする可能性があります。軽い力で毛先を当てることがポイントです。
②装置の破損に注意する
歯間ブラシやタフトブラシを無理に差し込むと、ワイヤーが変形することがあります。装置に違和感を覚えた場合は、早めに歯医者へ相談しましょう。
③出血が続く場合は相談する
歯磨き時の軽い出血は歯ぐきの炎症が原因のことがありますが、症状が続く場合は歯医者で状態を確認してもらうことが大切です。
④マウスピースの着脱前後の清掃
マウスピース矯正では、歯を磨かずに装着すると汚れが閉じ込められやすくなります。装着前の歯磨きを習慣づけることが望ましいでしょう。
⑤定期的なクリーニングを受ける
装置の周囲には、セルフケアだけでは清掃が難しい部分もあります。歯医者で定期的なチェックやクリーニングを受けることで、口腔内の状態を把握しやすくなります。
矯正中は装置と歯を守るために、丁寧なセルフケアと歯医者での管理を両立することが求められます。気になる症状があれば、早めに歯医者へ相談することが大切です。
4. 上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックの矯正歯科
上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックでは、歯並びや噛み合わせを整える矯正歯科治療を行っています。矯正治療は見た目の改善だけでなく、正しく噛めるようになることで食事や発音、歯みがきのしやすさにも良い影響を与え、むし歯や歯周病の予防にもつながります。当院ではお子さんから大人の方まで、それぞれのライフステージに合わせた矯正プランをご提案しています。 当医院では毎週水曜日に矯正歯科専門医による専門性の高い「矯正外来」も行っています。他の医院で対応ができなかった方やセカンドオピニオンをお求めの方も是非一度ご相談ください。
【上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックの矯正歯科の特徴】
当院の矯正歯科のポイント①:一人ひとりに合わせた矯正プラン
矯正治療では、歯並びや顎のバランス、噛み合わせの状態をしっかり確認し、患者さんに合った治療方法を検討します。必要に応じて大学病院などと連携し、より適した矯正治療をご提案いたします。
当院の矯正歯科のポイント②:目立ちにくいマウスピース矯正にも対応
透明なマウスピース型矯正装置を使用することで、周囲に気づかれにくい矯正治療法の選択が可能です。取り外しができるため、普段通りの食事や歯みがきがしやすい点も特徴です。
当院の矯正歯科のポイント③:お子さんの成長に合わせた小児矯正
成長期に合わせて顎の発育や永久歯の生え方をコントロールし、歯並びの乱れを予防します。お子さん一人ひとりの成長段階に応じて無理のない矯正治療を行っています。
当院の矯正歯科のポイント④:幅広い症例に対応した成人矯正
上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックでは、出っ歯・受け口・すきっ歯・叢生(乱ぐい歯)・開咬など、さまざまな噛み合わせや歯並びのお悩みに対応しています。ワイヤー矯正やマウスピース矯正などの中から、お口の状態やご希望に応じて適切な治療方法をご提案いたします。
歯並びや噛み合わせでお悩みの方は、上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックへご相談ください。丁寧なカウンセリングを通して、患者さんの希望に寄り添った矯正治療を行っています。
上尾市 たくみ歯科クリニックの矯正歯科について詳しくはこちら
まとめ
矯正中は装置の影響で汚れがたまりやすいため、普段以上に丁寧な歯磨きが求められます。補助清掃用具も活用しながら口腔内を清潔に保ち、むし歯や歯ぐきのトラブルを予防していきましょう。気になることがあれば、早めに歯医者へ相談することが大切です。矯正中の歯磨き方法についてお悩みの方は、上尾市の歯医者 たくみ歯科クリニックまでお問い合わせください。
監修:たくみ歯科クリニック
院長 荒木 拓道(あらき たくみ)
《経歴》
2009年3月 日本歯科大学新潟生命歯学部卒業
2009年4月 医療生協さいたま 生協歯科臨床研修医・入職
2010年3月 医療生協さいたま 生協歯科臨床研修終了
2015年4月 医療生協さいたま あさか虹の歯科
2016年4月 東京医科歯科大学歯学部付属病院 研修登録医
2017年3月 東京医科歯科大学歯学部付属病院 研修登録医終了
2019年4月 埼玉西協同病院歯科 歯科医局長
《資格・所属学会》
日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
日本歯科放射線学会 歯科用CBCT認定医
厚生労働省認定 歯科医師臨床研修指導医
日本睡眠歯科学会
日本栄養治療学会
日本老年歯科医学会
日本障害者歯科学会
